美術鑑賞手帳

 
ブログ「青い日記帳」のブロガーで、お知り合いのTakさんがお手伝いをしたという本、『美術鑑賞手帳』が発売になりました。
 大人の趣味として人気の美術鑑賞。
 その楽しみをさらに広げるのが、ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒になった、本書『美術鑑賞手帳』です。
 ガイドページでは知っておきたい事前知識をコンパクトに解説。
 20回分がセットになった鑑賞の記録ページでは、展覧会のチケットを貼ったり、お気に入りの作品メモや感想をまとめて、自分だけのオリジナル美術鑑賞手帳を作れます。

私もお気に入りになりそうな一冊です。
JUGEMテーマ:アート・デザイン
評価:
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日本能率協会マネジメントセンター
¥ 1,260
(2013-03-23)

LDは僕のID ―字が読めないことで見えてくる風景ー南雲明彦著

お知り合いの南雲明彦さんの新刊本がでました。
LDは僕のID ―字が読めないことで見えてくる風景という本です。

南雲さんは、川崎特区明蓬館(めいほうかん)高等学校、共育コーディネーターとして所属しながら、株式会社システムブレーンの専属講師として活躍されています。

初めてお会いしたときの南雲さんは、いまどきの青年だけど、とても礼儀正しい印象。
とてもすてきなルックスで、モテるだろうな、単純に思いました。
お話もとても上手で、あらかじめ発達障害と言われていなければ、まったくわかりませんでした。

でも、本を読んでみて、現在に至るまで、とても生きづらさを感じていたことが、赤裸裸に書かれています。
それで、とても努力をされたんだろうと。

発達障害の症状というのは、本当に人によってさまざまで、本人しかわからない障害ともいえます。
アスペルガー症候群やADHDは、周囲との摩擦によって、まだ発見されやすいかと思います。
発達が全体に遅れている人は、子供のころに周りが気づいて、保護していきます。
しかし、南雲さんのように、字を読むということに特化して障害がある場合は、周囲も理解しずらかったと想像されます。

読字障害という、とてもめずらしい障害。
私自身、いろいろな障害の人と関わることが多かったのですが、
南雲さんのような人に会ったのは初めてでした。

見た目がなんでもできそうに見えるだけに、それは大変だったと思います。

普通と変わらなく見えるのに、普通とはちょっと違う個性をもっているということが、
いまは素敵にみえるんですけどね。

これからも、障害をもつ人でしかわからない苦しみ、痛みを
講演や著書でいろいろな人に伝えて、障害のある人々が少しでも
生きやすくなる活動を続けていってくださいね。


当社で制作させていただいた南雲さんのフェイスブックページはこちら

フェイスブックページ制作/ウインバレー

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評価:
南雲明彦
中央法規出版
¥ 1,575
(2012-05-30)
コメント:中身は濃いけど、読みやすい本でした。

フェイスブックデザインブック ステップアップ活用編

最近、フェイスブックのページをクライアントから依頼されて作成しています。
いままでフェイスブックのデザインに関する本を読んだことがなかったので、フェイスブックデザインブック ステップアップ活用編を買ってみました。

いままでネットなどで調べて、デザインを作ってきたので,知っていることが多かったのですが、体系的に書かれていたのでわかりやすかったです。こういうところが本の良さですね。
もうじきフェイスブックの仕様がかわるようなので、またこの本では古い部分もでてくるでしょう。

まだまだフェイスブックは進化中で、デザインのやり方も、これが絶対にいいということもなく、いろいろなやり方があります。

ネットの進化は早いので、日々勉強していきたいと思っています



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ゾンビ映画大マガジン ゾンビ好きにはたまらない

 別冊映画秘宝 ゾンビ映画大マガジンを買いました。 

ゾンビ好きにはたまらない一冊です。 
まだ読み始めですが,ページをめくる手がとまりません。 

この本の監修をした伊東美和氏は、中野ブロードウエイで、タコシェというサブカルチャーマニア向けのショップをやっているようです。一度いってみたいと数年前から思っていますが,いまだにいったことがありません。 

この方、ゾンビ映画大事典という本を8年前にだしているんですが、 
2002年までのゾンビ映画を紹介しています。 
今回の大マガジンでは、それ以降の300本のゾンビ映画を紹介しています。 
たった8年間で300本! 世界中にゾンビマニアがいるんですね。 

また伊東氏は、ZOMBIE手帖ブログという、これまたマニアックなブログをやっています。世界中のゾンビ映画の最新情報がこちらでみられます。 
http://blog.livedoor.jp/zombie_tecyo/ 

映画をはじめとして,グッズなどの情報もいっぱい。 
当分、この本をもとに、レンタルビデオを借りまくり、楽しめそうです。 


追伸: 
この本、日本ではまんがしか使わないような,ペーパーバッグのような作りになっているのですが、本を開くと印刷のにおいがプーンとするんです。 
いまの本にはないようなにおい。 
むかしの雑誌のにおいです。 
なにか懐かしい感じがしました。 

こういうにおいをかぐと、電子書籍じゃなくて、本で読みたいという気になりますね

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評価:
山崎 圭司,高橋 ヨシキ,中原 昌也,町山 智浩,小林 真里,餓鬼 だらく,大西 祥平,笹川 吉晴,野原 祐吉
洋泉社
¥ 1,575
(2011-07-11)

福島県が生んだ歴史学者、朝河貫一

 以前、ある本のカバーデザインを頼まれて本を作ったことがあります。
福島県が生んだ歴史学者、朝河貫一氏の本「Kan’ichi Asakawa―A Historian Who Worked For World Peace」です。

仕事自体は、著者の望むデザインをDTPとして納品しただけなので、
それほど難しいものではなかったのです。

しかし、彼の著書には、今、被災してる方々、日本の方々に語りかける内容のことが書かれています。

「人は境遇に支配せらるる如き弱いものにあらず」
「願わくば悲哀の下に屈せずして悲哀の上に屹立せよ」
朝河貫一書簡集 より)

どんな試練があろうとも、人間はそれほど弱いものではないと書かれています。
どんな環境にあっても屈せず粘り強くがんばれと。

いまの日本にとって、必要なことかもしれません

朝河貫一wikipedia

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評価:
武田 徹
太陽出版
¥ 1,050
(2007-06)
コメント:表紙のDTPを担当しました

評価:
朝河 貫一,朝河貫一書簡編集委員会
早稲田大学出版部
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(1991-02)

杉本彩の男を虜にする料理

 2日で1キロ太ってしまいました。こんばんは。 
あけましておめでとうござぃます。 

年末年始はお酒を飲む機会が多くて、さすがに体重にはねかえってきました。 
あしたから当分断酒します。早くジムがはじまらないかな。 

今日は中学の先輩がおせちをたべにきました。 
ひとりぐらしなので、よろこんでたべてくれました。 
といっても、自分でつくったのはおいもの煮たのと、ナマス、雑煮くらいで、ほとんど買ってきたものを並べただけなんですが。 

人が喜んで食べてくれるってうれしいですね。今年はもっと人をよんで、 
家でごはんをたべようと思います。 
以前はよくパーティをやっていて、以前勤めていた会社の人は、ほとんどのひとがうちに来たことがあります。 

パーティのときは、ほとんどの料理をつくるんです。だって、全部お惣菜を買っていたら、すごい金額になってしまうので、ひとをよぶこと自体がいやになってしまいます。自分の負担にならない程度にお金をつかうのが、こつなんですよね 
人の集まる家は、活気があるし、いい空気がながれていくんですよね。 

人をよべないような家は家庭としてダメダメです。発展しません。 
私はワンルームでひとりぐらしをしているときでも、友達よんでました。 

今日は「杉本彩の男を虜にする料理」っていう本を古本屋でみつけて、買ってきました。 
テレビ番組、愛のエプロンで、杉本彩が料理上手なのは知っていたのですが、 
どれもおいしそうなレシピばっかり。しかも簡単そう。ただし調味料にこだわりがあります。 

杉本彩は、肉食で、しかもごはんをしっかり食べるようです。 
ダンサーだから、食べても太らないのでしょうね。 
そういう身体に憧れます。いっぱい食べる君が好き♪。 

私は料理はそれほどうまくないし、 
手料理を作って、男性をひきこむなんて、あざとい感じがして、 
あまり好みではありません。 

単純に杉本彩の料理に興味があって、この本を買ったのです。 
読んだら、パーティとか、そういうときに、使えたらいいなと思う料理がいっぱいありました。 

杉本彩のエッセイがいっぱい書いてあるのですが、それを読んで、やっぱり食があう人とつきあうのがいちばん楽しいなとおもいました。 

初めてのデートで高いところは、気取っていていやだし、でも、いきなりラーメンとか、チェーンの居酒屋とかもいやですもん。なにかこだわりのあるところとか、○○料理とつくちょっと考えたところがいいです。 
まあずっとつきあっているあいだに吉野家とかがでてくるのはありなんですけど。(^O^) 

彼女の食と恋の考え方には、私と共通するところがかなりあります。 

彼女はエロってみられてますけど、実は、実業家であり、ダンサーであり、ブログもきちんとした文章で書いている小説家であり。TVとかのコメントをみていても、非常に頭がよいように感じます。 

学校ではなく、学校卒業後、人生の中で、たくさんのことを研究してきたんだろうと思います。 
20代のころより、40代のいまのほうがきれいだし。美容についての考察もすごいです。 

きっと頭がいいひとは、料理もうまいし、どんどんきれいになっていくんでしょうね。 健康な身体と賢い頭は、いい食から作られるというのは、正しいでしょうね。 

適当な食事をする人は、頭がわるくなっていき、不健康になっていく。 
それが道理だと思います。 
また、反対に頭の悪い人やブスな子は必ずといっていいほど、食事に問題があるような気がします。インスタントラーメンとかばかりたべていると、顔がくすんできたりします。 

私は死ぬまで毎日おいしいものを食べていきたいと思っています。
評価:
杉本 彩
ワニブックス
¥ 1,470
(2008-04-11)
コメント:この本、読み物としてもおもしろかったです

勝間和代 女に生まれたら、コレを読め 〜○活必勝法〜

勝間さんの新刊がアプリで10日限定115円で発売されたので、さっそく買ってみました。
10日後は800円になるそうなので、とてもお得です。


扶桑社の発売ですが、発売記念に安く売って、話題をとろうという戦略だと思います。

最近の勝間さんの著書を読んで思うことは、勝間さんが次のステージにいったんだな、ということ。
女はキャリアだけでなく、女性特有の美しさが重要だということがたびたび書かれています。

目次のなかで、
生殖年齢だけで「美しさ」を考えない
とあります。

年齢別の美の偏差値があるということが書かれています。
20代のころ、それほど美しさを感じない人でも、努力をし続けて40代になれば、格段に違ってくると。

この本には叶姉妹は一日6時間も美容に時間を使っていることが書かれています。
彼女たちの場合は、仕事上の投資ということで、あたりまえのことでしょうけれど、
我々一般人には、6時間美容に時間を使うということは不可能なことに思われます。
だけど、そういう意識をもつことが大事だと思います。

英語は、かけた時間数だけ、ボキャブラリーが増えます。
それと同じで、美容もかけた時間だけリターンがあると。

私も1ヶ月ほど前から、通っているジムで、パーソナルトレーニングを始めました。
ジムは以前から通っていたのですが、ひとりでのトレーニングでは、限界を感じ始めたからです。
私も以前はキャリアを積むとか、お金を稼ぐとか、そういうことばかり考えていた方ですが、最近は、そうでない部分も磨かなければならないと思っています。

日々の努力が、その年代の美しさを作っていくのだと実感しています。

そういう意味で、タイムリーな本でした。

勝間和代 女に生まれたら
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iPhoneとツイッターで会社は儲かる(山本敏行著)

 ホームページを作っている方で、EC studioという会社をご存知の方は、多いと思う。
私もいろいろなSEO対策の会社を使ってみて、その中でもっとも長くおつきあいがあったのがこの会社だ。

その会社の社長が本を書いた。twitter本だ。
軽い新書判で買いやすい。 



数年前、SEOに熱心だった私は、いろいろなサービスを使っていた。
なにしろSEOにはあまりお金をかけられない状態だったので、無料登録ドットコムを使ってみた時、そのサービスのよさに驚いた。
そして、中小企業のクライアントには、有料のHP売り上げプラスをすすめた。
他の業者よりもサービスがよく、安かったから。
そして自分の手間が大きくはぶけたのはありがたかった。

そのころは、山本氏がアメリカに在住していたのは知らなかったが、しばらくたってから、EC STUDIOのホームページで知った。
社員も少なく、商売が仕組み化されていたので、きっと人数が少なくても、いいサービスが提供できたのだろう。

この本を読んで、あらためて思った事は、インターネットで仕事をするということは、弱者にやさしいという ことだった。
ECスタジオは、柔軟な条件で、優秀な人材を確保しているようだ。
子供が生まれたてで家にいても、インターネット上のビジネススキルさえあれば、立派に働く事ができるという内容だった。

それを読んだ時、まさにこれだ、と思った。
私は2000年頃に会社をやめた。インターネットでの仕事をビジネスの中核として持ったのは、まさに上記のような理由だった。
当時勤めていた広告代理店は土曜、日曜、祝日もなく、打ち合わせが始まるのが深夜12時ということも週に2回はあった。
同時に私は家族の介護もしなければならなかった。長時間家をあけるために、月30万以上もヘルパー代がかかっていた。
自分では、ビジネススキルでは社会で通用する程度とは思っていたが、会社で働く事は限界だった。私は仕事をやめ、独立して仕事をすることになった。
しかし、独立してみて、仕事の量は、以前よりも格段にこなせるようになった。
なぜかというと、会社では、会議とか打ち合わせで仕事の大部分の時間を削られていたからだ。打ち合わせはほとんど初回だけ。その他は電話、メール、バイク便、宅急便ですみ、わざわざ時間をとられることもない。制作の時間は格段に増えていった。

現在では、普通に働くことができるようになったが、この時の選択は間違っていなかったと思う。
インターネットの仕事にかかわっていたおかげで、失業することもなく、生き延びられている。

この本をよんだとき、私の原点を見たような気がして、EC studioがますます身近に感じられる企業になった。

EC studioは全社でiphoneを支給し、twitterを奨励しているという。
この二つは私にとっても、もっとも重要なツールになりつつある。
お客様やお友達ともどこでもメールでやりとりできる。現在ではtwitterで瞬時にやりとりができる。
IT関係の情報もtwitterで得ている。勉強会の情報もtwitterで知る。

クラウドコンピューティングの章ではグーグルアップスを推奨してるが、このあたりも理解できる。
とくにグーグルドキュメントを使えば、どこにいても、microsoftのエクセルデータやワードがとりだせ、
編集することができるという。

私はDropboxというサービスを使っていて、そとでもその中のファイルを見たりすることはよくある。
また遠隔地にいるスタッフにも、このサービスを使って、データをわたすこともある。

グーグルドキュメントも便利そうなので、使ってみようと思った。

それほど新しい事はないが、初心をおもいださせてくれる心にやさしい本だった。
これは、きっと山本さんのお人柄なのだろう。

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アートする旅 OZ magazine 07月号

旅行やお出かけがすきなので、オズマガジンは定期的に買っているんですが、
7月号はアートな旅の特集。

以前も同じような特集があったけど、人気企画なんですね。きっと。

この本に今回でていた青森県立美術館への旅、
いつか行ってみたいです。

OZ magazine (オズ・マガジン) 2009年 07月号 [雑誌]
OZ magazine (オズ・マガジン) 2009年 07月号 [雑誌]
スターツ出版

『ジョジョ』作者が『伊豆の踊子』の表紙を描き下ろし

いま、文庫本のカバーデザインを考えているのですが、予算がないので、自分でイラストを作るかお金のかからないもので作成するかしか、ありません。

そんな中、このようなニュースが飛び込んできました。

“不朽の名作”ד人気漫画家”今度は『ジョジョ』作者が『伊豆の踊子』の表紙を描き下ろし


 集英社文庫の「夏の一冊 ナツイチフェア」の企画として今の漫画界をリードする人気漫画家が文豪たちの名作の表紙を新たに描き下ろす。シリーズ累計7000万部を超える『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦が川端康成の『伊豆の踊子』を、映画版もヒットを記録した『DEATH NOTE』の小畑健が夏目漱石『こころ』と芥川龍之介の『地獄変』を、ジャンプスクエアで連載中の『テガミバチ』の浅田弘幸が中原中也の詩集『汚れちまつた悲しみに……』の表紙を手掛け、新装版として6月下旬から1年間限定で発売される。


さすが集英社。予算がありますね。これだったら、小説を読まない10代にも売れるでしょう。

それぞれの漫画家が、名作にまけない表紙を書いています。
日本の漫画はやっぱり世界に誇れますね。


『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦が川端康成の『伊豆の踊子』




『DEATH NOTE』の小畑健が夏目漱石『こころ』










『テガミバチ』の浅田弘幸が中原中也の詩集『汚れちまつた悲しみに……』